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読書メモ:非常識な成功法則

非常識な成功法則 神田昌典(著) フォレスト出版
①目標について
・良い目標と悪い目標がある。
良い目標は素に実現に向けてあなたを自動操縦する。
悪い目標は障害が生じ、挫折しやすい。
良い目標を設定する上でもっとも大切なことは、自分が本当にやりたいことを見出すことだ。
・目標の形式をチェックする。~SMARTの原則~
短期(数か月~1年程度)目標向け。
Specific 具体的である
Measurable  計測ができる
Agreed upon  同意している。
Realistic   現実的である。
Timely    期日が明確。
②自分にかける催眠術
・方法
自分の現実は、繰り返される言葉、自分が発する言葉、そして他人が同調する言葉でコントロールされる。であれば、自分に都合のいい言葉を繰り返し、その言葉を発すればいい事になる。自己催眠をかけることで不安がなくなり、自動的に目標に向かって進み始めることができる。プログラミング作業は極めて簡単。目標を書いた紙を寝る前にボヤ~っと眺める。そして朝起きた時に、またボヤ~と眺める。ニタニタしながら。それだけ。ニタニタすることで視界が広がり、右脳にaccessできる。
・考え方
時間をかけて学んでからやるより、簡単にできることを今すぐやった方がいい。
③非常識的情報獲得術
・カセットテープ
テープを聞くことの効果は、単に「知識が増える」だけではない。時間が増え、発想力、行動力も高まる。
発想力が高まりどんどんアイディアが出てくる理由は、心の中のマイナス思考のテープを打ち消せるからだ。成功者のポジティブな思考に矯正され、前向きなアイディアが出やすくなる。
行動力アップにつながるのは、繰り返し聞くことでその知識が血肉となり、適切な行動が無意識にできるようになるからだ。
・とにかく大量に情報収集
ワクワク系マ-ケティングの小阪祐司先生によれば、「感性(センス)」は情報量に比例するということが感性工学の研究で分かっている」という。言いかえれば、凡人でも大量の情報を浴びるように吸収する習慣を持てば、センスが磨けるということ。
④お金の哲学
・名セリフ
「ぽたぽた落ちてくる水の下にコップを置いて、水をためているとする。のどが渇いたからといってまだ半分しかたまってないのに飲んじゃうだろ?これは最低。なみなみ一杯になるのを待って、それでも飲んじゃだめだよ。いっぱいになって、溢れて、垂れてくるやつを舐めて、ガマンするの。」
これは金持ち哲学を凝縮した、名セリフだ。
・サラリーマンの心得
サラリーマンの年収が上がらないのは、給与を「貰うもの」と錯覚していることだ。給与は「稼ぐもの」だ。自分の年収は、自分で決められる。
⑤成功法則と行動
・1/10になるために
成功法則を学んでも、なぜ成功できないのか。成功するには、思考だけではだめで行動しなければならない。だいたい本を読んで実行に移せる人は10人に1人。9人は何もしない。9人の現実は何も変わらない。逆に行動した1人は、その目標を実現する確率が飛躍的に高まる。


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