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「組織変革レポート」カテゴリーアーカイブ
コンサルレポ第2回 イノベーションが起きるプロセス
※このカテゴリ「コンサルレポート」は、某外資系経営コンサル会社幹部の方から教わった内容をまとめたものです。主に「組織」に関するテーマで書いています。
詳しくはこちら→「第0回 コンサルレポはじめました。」
第2回 イノベーションが起きるプロセス
イノベーションが起きるプロセス
[好奇心]→[質問]→[洞察]→[イノベーション]
→問題を感じない人や好奇心のない人、質問できない人、洞察しない人はイノベーションを起こせない!
ちなみに洞察とは事実や現象をみて「そこから何が言えるのか?」を考えて出すことである。正しいかどうかではなく、自分なりに頭を使って考えて、推測することである。
(※ちなみにこの洞察力、仮説力を鍛えるのがこのブログの趣旨でもあります☆)
また、
(利益)=(売上)-(コスト) であるが、
その利益とは「付加価値」のことである。
付加価値とは、「差異」である。
その差異は、人間からしか生み出せない。
差異を生み出すのは人間しかいない。
(昔は、土地も差異を生みだせていた)
そして、差異を生み出せるようになるためには、好奇心をもって、問題を感じて、質問したり、洞察を出したりすることが大事。
コンサルレポ第1回 ケーススタディーについて
※このカテゴリ「コンサルレポート」は、某外資系経営コンサル会社幹部の方から教わった内容をまとめたものです。主に「組織」に関するテーマで書いています。
詳しくはこちら→「第0回 コンサルレポはじめました。」
第1回 ケーススタディーのご紹介
第1回目は私たちの受けた「ケーススタディー」についてご紹介したいと思います。
ケーススタディーとは、経営現象に関する現実に起こった事例をもとに、経営管理上の諸問題についてクラスでディスカッションするものです。先生対学生複数人(私の場合は約10名)で行います。
学生は、先生の誘導する方向性にそってアイディアを出し合い議論を進めます。今回、先生は次のような順序で議論を誘導していました。
①問題の発見(リストアップ)②その構造化(重要度別にツリー化)③解決策の立案(代替案も用意)
ケーススタディーをたくさんこなし、この①~③のプロセスを何度も訓練することによって、経営者としての考えの筋道(Thinking Path)を身につけていくことができます。
ちなみに、経営コンサルの仕事では、④評価、⑤実行の作業もやる。
そして⑤が全体の80%もの労力を必要とるため、実際には最も大変なフェーズである。
ちなみにハーバードのビジネススクールでは、ケースを500~800個もやるそうです。それによって考えの筋道を身につける。(短期間に集中的にがいいようだ)
メリット
ケース学習の良いところは、考えの筋道が身に付くために、現場で似たような状況になった時に、ケースを思い出しながら自然と行動できるようになることである。いくら理論を勉強しても、現場では使えない場合が多いが、ケース学習なら、現場での行動につなげられやすい。
なぜなら、「現実に起きた限られた状況の中で、どこにどんな問題があるのかを考える。それに優先順位つけて構造化して解決策を考える」という思考プロセスを身につけるから。
デメリット
ケース学習は独学ではできない。先生と、学生複数人がいないとできない、というか効果が上がらない。一人でやるなら理論を勉強した方がいい。
コンサルレポはじめました。
第0回 コンサルレポはじめました。
こんにちは。いつもありがとうございます。
これから「コンサルレポート」というカテゴリで新しい記事も書いていこうと思います。もちろん今まで通り、ニュースの記事も毎日書いていきます。
最近、とても幸運なことに、某外資系経営コンサルティング会社の幹部の方から、経営に関して、特に組織に関する講義を受ける機会がありました。非常に得るものが多く、感動してしまいました。
内容も素晴らしいんですが、先生の話し方や雰囲気などすべてから学ぶものがありました。ですので、部分的にですが講義内容を自分なりにまとめ、シェアしていこうと思います。
全体を通したメインキーワードは
「組織改革」です。
サブキーワードで言うと、
「診断」「評価」「再設計」「再構築」などになると思います。
講義内容は、全てケーススタディーで、合計で約20時間くらいだったでしょうか。かなりのボリュームがあるので、面白そうなところを抜粋して、小出しにしながら記事にしていこうと思います。
どうぞお楽しみに!