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ビタミンDこそ都内のビジネスマンが摂取すべき理由

ビタミンというと、ビタミンCや、ビタミンB群が注文されがちで
ビタミンDってそもそも何に効くの?と思ってしまうところですが、
最近の健康情報や有識者の話を聞いていると、ビタミンDについてかなり推奨しているようなのでいったい何が良いのか?を見てきましょう。

 

ビタミンDって何に効くの?

 

・骨の代謝に必要
これは昔から知られていた働きですが、健康な骨の維持に必要な栄養素です。不足していると骨がもろくなり、子供であれば「くる病」、大人であれば「骨軟化症」を発症する恐れがあります。

ちなみに骨と聞いてすぐ思いつくのがカルシウムですが、カルシウムを腸管から吸収する効率を高めるのがビタミンDとなるので、故に「骨の代謝にビタミンDが有効」となるわけです。

 

・妊活に良い

生殖機能や妊娠・出産に深く関わっているとの報告が多数出ています。

(参考:妊娠しやすいカラダ作り

 

・がん予防

血中ビタミンD濃度が高い人は、がんリスクが20%低下するという研究結果もあるそうです。

(参考:がん医療情報リファレンス

 

・糖尿病改善

糖尿病の改善にはカルシウムが重要な働きをしているそうですが、前述の通り、ビタミンDによって吸収されるため、同時にビタミンDも大事ということになります。

(参考:国立がん研究センター

 

・うつ病予防

ビタミンDの投与がうつ症状改善において効果的という結果も出ています。

(参考:CareNet

 

ビタミンDはどうやって摂れるの?

基本的に摂取方法は2つあります。
・食品からとる
・日光により皮膚で合成される

 

ビタミンDの摂取源となる主な食品は魚です。脂溶性ビタミンなので魚油の中に含まれています。普段から定期的に魚を食べる習慣があればそれほど問題ありませんが、少なければ気にしたほうがいいかもしれません。

 

ビタミンDは皮膚でも合成されます。皮膚にあるコレステロールが紫外線と反応することで、生成されるという説があります。

ちなみに北欧・フィンランドでは特に冬の日照時間が短いため、うつ予防を意識してかスーパーマーケットなどで巨大なビタミンD商品が陳列されているそうです。

(参考)

 

 

結論

上記の実験・研究結果でも、特にビタミンDについてはサプリメント摂取が推奨されており、とりわけ普段から日光にあたる機会の少ない人にとっては有効といえそうです。

 

日本におけるビタミンDの1日の推奨摂取量(最低量)は5.5μg/日(220 IU)で耐用上限量が100μg/日(4000 IU)ですが、最新の研究では本当の必要推奨量は数千IU~見たいな話も聞きます。

参考までに。