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月別アーカイブ: 7月 2009

スタバ、インド進出

日経新聞090725より

【概要】

米国のコーヒーチェーン大手スターバックスが、インドに進出する。売上高の75%を占める米国内で既存店ベースの前年割れが続く中、将来は人口で中国を抜くとみられるインドの開拓を目指す。 ちなみに有力な新興国では、中国、ブラジル、ロシアにはすでに進出している。


【私見】

つい先日、サントリーとキリンの経営統合のニュースが報じられたが、やはり先進国内での競争は、相当激しくなっているのであろう。多くの業界において、持続的な成長をしていくための戦略として、新興国への進出は無視できないと改めて感じた。新興国をどう攻略していくのか。先進国による新たな「パイの奪い合い」には注目だ。先進国による、新興国市場の奪い合いやコントロールが激化していけば、また新たな問題も生じてきそうだ。先進国の企業たちは、自身の成長のために、新興国市場を恰好のエサとして群がるが、新興国は、それを受け入れるがままではなく、うまく対応していかなければ、その国の文化まで食われ、刷新されてしまうのではないかと感じた。


【Trivia】

新型インフル

国内での感染患者が5000人を超えた。収束し始めると予想された夏にも拡大を続けている。

ベビーカーランニング
ランニングブームが続く現在、見ているだけで心配な老人ランナーや、朝帰り風のギャルランナーなど、ブームの加熱ぶりがうかがえる。そんな中、新手のランナーが「ベビーカーランニング」だ。 そもそも、1980年代に米国のあるパパが、ベビーカーと一緒に市民マラソンに出場し、メディアに紹介されて全米に広まったのがはじまり。現在、ランニング向けに開発されたベビーカーも発売されている。

アイスランドがEU加盟申請

日経新聞7月24日

【概要】
アイスランド政府は、7月23日、EU議長国のスウェーデンにEUへの加盟を正式に申請した。加盟27カ国全会一致で承認すると、「加盟候補国」の地位を獲得し、加盟交渉が始まる。交渉は2年半~3年半ほどかかるとのこと。ちなみに現在のEU加盟候補国は、クロアチアとトルコ。

皆既日食見てみたい人へ

TVから

【概要】
皆既日食

こちらをどうぞ↓
動画(NHK 皆既日食 太平洋上)


【私見】

すごいですね。感動です。
なんというか、太陽がいかに地球にとって大事か、考えさせられました。

ちなみに私はその時間、家で寝てました

こういうニュースは、冷静に報道する男性キャスターよりも、
素直に感動している女性キャスターの方がよく伝えてくれますね♪

【プチ情報】

クラウドコンピューティング市場規模
インターネットを通じて様々なソフトウェアやサービスを提供する「クラウドコンピューティング」の法人向け市場規模予測が発表
2009年 596億円
2013年1521億円
初期投資の抑制につながるクライドサービスの需要は持続的に伸びていく見通し

デジカメで立体映像
富士フィルムは、3D写真を撮影・鑑賞できるデジカメ「Fine Pix Real 3D」を8月8日に発売すると発表。価格は、1台6万円前後。

「ヒートテック」が早くも入手可能

日経新聞7月22日

【概要】
ユニクロは21日、、昨年大ヒットした発熱保温下着「ヒートテック」を、例年より1か月早く発売した。
ヒートテックは、毎年何らかの改良を加えているが、今年は、静電気防止や、選択による型崩れ防止の機能を備えている。

【私見】
個人的に、ユニクロのヒートテックの成功について調査したことがあったので、とても気になった。私は持っていないが、ヒートテックはとにかく人気で、実際に本当にあったかいと、友人から聞いている。今年は入手したい。この不況のなかでも順調に利益を伸ばしているユニクロだが、その大きな理由の一つがこのヒートテックのヒットにある。

昨年は大人気で品切れの声が多数上がったというが、それだけ注目されているだけに、「来年は早めに買っておきたい」という消費者も多いのだろう。

【プチ情報】
新“バウリンガル”発売タカラトミーは、犬の鳴き声を分析し、人間の言葉に同時通訳する機能を持つ「新バウリンガル」を発売する。前作は、鳴き声を、文字と動画で表示する機能だけだった。

SaaS
Software as a Serviceの略でサースと読む。ソフトウェアの機能をネットワーク経由で利用する形態。ユーザー側に導入するのではなく、プロバイダ(ベンダ)側で稼働する。近年、この形態が増えている。SaaS採用の最大のメリットは、「スピード」 である。通常、ユーザー側にシステムを導入すると数か月かかってしまうが、SaaSだと、極端な場合、申し込んだその日から機能を利用できる。
参考サイト

温泉でフグの養殖??

日経新聞090713 

【概要】
天然アユで有名な清流、那珂川が流れる栃木県那珂川町で、町内の温泉を使って高級魚トラフグを養殖するユニークな取り組みが始まった。

仕掛け人は、「自然の恵みを利用しており、コストがかからず、十分に採算が合う」と意気込んでいる。

【感想】
海水じゃないのにフグ育つの?と思ったが、なんでも「重金属が含まれず、塩分濃度が1.2%(海水の1/3程度)と生理食塩水に近い町内の温泉で海産魚の養殖が可能と、2年前に目をつけた」とのこと。
温泉水で育てるメリットは、冬でも水温一定のため、海より短い約11か月間で出荷サイズに成長するらしい。
山でも新鮮な海産魚が食べられるなんて・・・(笑)。

一番気を引いたのが、「十分に採算が合う」ということである。これはすごい発見だと思う。今のうちに勉強して新規参入して「海産魚の温泉養殖」ビジネスを始めれば、うまくいくんじゃないだろうか。

振動発電とは?

日経新聞090711より

【概要】
体や自動車などの振動で発電する方法を振動発電という。歩行時や車の走行中に生じる振動を広く薄く集めて電気エネルギーにする。わずかなすきまで向い合せにした2つの電極基盤が振動でずれるたびに電気が生じる。 企業は、これらのエネルギーを携帯電話の電源にするつもりだ。

応用として・・・
橋脚に取り付ければ、地震を検知することもできる。

また、「発電靴」や「発電床」も研究されているようだ。

【感想】
振動発電によって得られるエネルギーは、石油や原子力発電に比べると極めて地味で小規模なものだが、私たちのすぐ身の回りの未利用エネルギーを利用するものなので、とてもイメージしやすい。

この振動発電もそうだが、こういった新技術が開発され、広まれば、生活スタイルや産業にも大きな影響があるだろう。まさに技術革新(イノベーション)である。
日本はあの手この手を使って技術を改善していくのが得意な技術立国なので、「発電」分野における日本の活躍は期待できるかもしれない。

【プチ情報】

ツイッター
ネット上の新しいサービスで、ごく簡単なブログのようなもの。PCやケータイから自分のページに「つぶやき」を投稿する。記事が1本140字以内という短さが、ブログとの違い。とにかく世界中で急速に広まっているらしい。
参考:wiki

電子マネーの広がり
2008年度の調査によると、3月末時点で発行枚数1億枚突破。年間決済金額8000億円以上。一件当たり決済平均金額732円。カード一枚当たりの利用回数は月に0.98回。

ノーマライゼーション
社会福祉をめぐる社会理念の一つ。障害者と健常者とは、お互いが特別に区別されることなく、社会生活を共にするのが正常なことであり、本来の望ましい姿であるとする考え方。またそれに向けた運動や施策なども含まれる。
引用:wiki

プログラミング言語「Ruby」とは?

日経新聞090720より

【概要】

松江市在住のソフト技術者、松本行弘氏が開発したプログラミング言語「Ruby(ルビー)」が世界に広がっている。
Rubyは、松本氏を中心にネットでつながる技術者約50人が余暇にむしょうで改良を重ねてできた言語である。
最近、膨大な開発費をかけて作られたウィンドウズよりも、Rubyを搭載したリナックスを選ぶ賢い消費者が増えているという。

【私見】

そういえば、数か月前にユーチューブで小飼弾氏がRubyについて講演している動画を見たことがあり、近年注目されている言語なんだなと感じていた。私も来年からはIT企業へ就職するので、触りだけでも知っておきたいと思う。

参考サイト
http://www.ruby-lang.org/ja/about/

【プチ情報】

安定資産とリスク資産
預金や国債などの、相場変動による元本割れのリスクのない資産を安定資産という。株や投資信託などの、元本割れリスクはあるが運用次第で高い利回りが期待できる資産をリスク資産という。ちなみに現在の日本の家計に占める金融資産の5割以上が預金であり、欧米各国よりたかい。

非上場の大手御三家
サントリー、竹中工務店、出光興産は、かつて「非上場の大手御三家」と呼ばれていたらしい。

新型インフル4000人
豚インフルから変異した新型インフルの感染が止まらない。最近報道が少なくなったが、日本での感染者は、現在400人を超えている。

スマート化する新興国の消費者・・・

日経新聞090719より

【概要】

今期、連結で2期連続の最終赤字となる見通しのパナソニックだが、その大坪文雄社長は新興国を強く意識していた。

大坪社長が狙う「世界」は、欧米から、中国・インドなどの新興国へと変わってきた。(なぜなら、不況で欧米市場は大幅に収縮したからだ。)

その新興国の消費者は、近年スマート化してきているという。例えば・・・。
・安くても型遅れの商品には満足しない。
・不必要な機能が付いた割高な「先進国仕様」へのあこがれはない。
・インターネットの普及により情報格差(時差)はゼロ。

赤字パナソニックの復活は、新興国と環境車市場に託されているという。

【私見】

新興国市場を攻略する上で、現地消費者のニーズを的確につかむことは当然重要だと思うし、その重要性も増してきていると思うが、記事の中で日本と新興国との独特の「ニーズ感」の違いを感じた。

例えば、
「中国では洗濯機を買っても脱水しかしない人もいる」とか
「農村部には洗濯機で野菜を洗う習慣がある」とか(笑)
「車のワイパーは一本でもいい」とか。

なんというか、日本と比べるとやはり「大雑把」という印象がある。

日本では当たり前のようにこだわってきた部分が、新興国ではどうでもよかったりするということがたくさんありそうだ。

企業の農業参入加速・・・

日経新聞090718 1面より

[概要]

企業の農業参入が加速してきた。背景には「規制緩和」があり、これが参入を促しているようだ。すでに始めている企業にワタミ・カゴメ・セブン&アイホールディングスなどがあり、PB(プライベートブランド)野菜の販売につなげる。農業の活性化にもつながりそうだ。

参入方法は2種類あり、
1)農地が取得できる農業生産法人に企業が出資する方法
2)企業が市町村から農地をリースして農作目を作る方法 がある。

規制緩和に関しては
00年以降、政府は企業の農業参入を後押しする制度を整備し
05年からは、農地リース方式が全国で認められる
そして09年6月に成立した「改正農地法」が施行されれば、賃借がさらに自由になる。

[私見]

農業が活性化すると聞くと、好感が持てる。私自身。野菜が好きなので(笑)、もっと活性化して、栄養価の高い野菜が全国に広まり、低価格で買えるようになってほしいところ。 それはいいとして、現在、農業が衰退し、野菜がなかなか売れなくなっている大きな原因の一つに野菜の「需要の低下」があると思う。野菜を効率的に作る技術があっても、開発されても(都内の地下で栽培するとか)、そもそも買う人(その金額)が少ないのだから、ビジネスとして成り立ちにくく、活性化は難しい。

だから、活性化を目指すなら、規制緩和も大事かもしれないが、同時に日本人の野菜需要を増やす工夫にも力を入れるべきだと思う。たとえば政府が「野菜食べよう♪」的なCM流すとか。政策に盛り込んでみたり。

初心

情報収集の極意は「徹底した発信」
by藤巻健史

この言葉に習い、これから毎朝、主に日経新聞から得た情報を

要約し、自分の解釈を加えて発信していこうと思います。

大事なことは、「続けること」。

更新が滞っても、発信内容がショボくても、

とにかく継続していきたいと思う!!

宜しくお願いいたします。