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自分の気持ちにウソをつくと

自分の気持ちにウソをついた行動をとること、
それは自分自身に不誠実な態度をとることだ。
それは自分でも気付かないうちに害となり、
スムーズに浸透していってしまう。
例えば恋愛。本当は好きという感情はないと薄々分かっているのに、親しくなろうとしていること。
例えば仕事。価値観の合わない人の考えを受け入れてしまい(受け止め、ではなく)自分軸がブレを許してしまうこと。
例えば家族。本当は感謝を形で表したいのに、恥ずかしさ等で曖昧なままにしていること。
ウソの態度を続けていくと、本音ではない、とりあえずの気持ちに慣れてしまう。
慣れてしまうと、だんだんそれが当たり前になっていき、本音の気持ちがどんな感じだったか
分からなくなり、本音で真正面からぶつかることを求めなくなってくる。
そうなると次第に毎日が味気なくなってくる。
だからウソを生きるのは早めにやめた方がよい。
だが現実には、何かワケがあって、そうしたいと思う時・そうせざるを得ない時もあるかもしれない。
その時は、その“目的”をしっかり強く認識したうえでやるべきだろう。
自分の中の目的意識が明確であるなら、それはもはやウソではなく、本音となる。
「自分がどうしたいのか?」を自問し、大事にし、その本音を生きることを求め続ける事だと思う。
自分の心に忠実に居続けることで、毎日楽しくなっていくのではないだろうか。

“考える”についての名言

・夜は思索の母
(フランスのことわざ)
・思想は、自然の中に存在する。
ロダン(フランス)
・思想はなんじを奴隷の境遇より救いて自由をもたらす。
エマーソン(アメリカ)
・哲学は、人間の営みのなかで最も崇高なものであると同
ウィリアム・ジェームズ(アメリカ)
・哲学の本質は、真理を所有することではない。むしろ真
ヤスパース(ドイツ)
・もっとも簡単で、もっとも明確な思想こそ、もっとも理
ドストエフスキー(フランス)
・思索を放棄することは、精神における破産宣告だ。
シュバイツァー(フランス)
・思索なんぞ一切やめにして、一緒に世界へまっしぐらに
ゲーテ(ドイツ)
・静かに深く考えれば考えるほど、ますます常に新たに、
カント(ドイツ)
・想像力は知識よりも大切である。
アインシュタイン(アメリカ)
・偉大な思想は心情から生まれる。
モンテーニュ(フランス)
・考えることだ、徹底的に考えることだ。
エールリヒ(ドイツ)

あえて反IT化することで成功することは可能か?

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日経ビジネス2014年2月17日号特集『昭和な会社が強い』より

『昭和な会社が強い』

感想
「朝9:30まではパソコンの電源がつかない」「メールでCCは禁止」等の極端とも思える実例を交えつつ、昭和方式
の会社が紹介されていたが、それらがうまく機能している理由は以下2点あるように思う。

1つ目は「徹底」していること。組織のやり方やスタンスが明確で末端社員まで浸透しており社員のベクトルが一致していること。一致していれば会社全体として成果につながりやすい。多少のデメリットはメリットでカバーできる。その為には「CCメール禁止」等の極端さもスタンスを理解する為には必要なのかもしれない。

2つ目は「今はまだ昭和方式でもやっていけるから」。零細企業なら昭和方式で何ら問題ないかもしれないが、ある程度の規模であれば、取引先相手も複数居るだろうし、その中で頑なに昭和方式を続ければ、気付かないうちに少しずつ摩擦が生じてくる。今は通用するかもしれないが、IT化が当たり前になってきている中では早かれ遅かれ必要な変化ではないかと思う。

昭和方式は、現時点ではうまく言っている企業はあるものの、長期的に見ればやはり有効期限というものがあるように感じてしまう。
では、そもそもなぜ「IT化の弊害」と言う言葉自体が出てくるのか?
それはドリームアーツ社長山本氏の「安易なITの導入こそが業務効率を悪化させている」という言葉が的を得ているように感じた。「安易」であることが問題で、本質的なメリットがイメージできていないまま導入に踏み切れば、当然メリットが出るようにどう運用すべきなのかも分からない。結果、IT化の影響範囲をコントロールできずに弊害ばかり目につくようになる。

記事の中には、一つの解決策として「部分的昭和回帰すること」があったが、こういった会社にとっては、改めてIT化の意義や目的を再認識してみる事ではないだろうか。

また、今後はITシステムを売る側の責任として、ここまでフォローする重要性が高まってきているように感じる。

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